2017.09.21マーケティング・市場調査

デキるマーケターはデータから“モテ”る!

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24時間タタカエマスカ?なんて謳われていたのは、もはや遠い昔の話。
このご時世“デキる”と周りから評価されるビジネスパーソンとは、プライベートと仕事をきっちり分けた上でスマートに仕事をこなせる人、である。

スマートな仕事に効率は欠かせないが、そこでボトルネックになりがちなのが、何らかの判断をする際の「根拠」となる「データ」の運用方法。収集を誰かに頼んだところで、証拠を固めるための分析と可視化は欠かせないからだ。

“デキる”オトナの“モテ”は手練手管=テクニックが確立されているのと同様、データを効率良く運用しスマートに回すテクニックも存在する。そこで、今回は実務レベルで獲得したデータを活用していく「データドリブン」にフォーカスし、データから“モテる”ために学ぶべきポイントを探ってみたい。

ありがちな失敗事例3選

データには「お宝」が眠っている

最初の失敗事例は、「データさえあれば、必ず新しい発見がある」という考え方にとらわれること。「新しい発見をする!」ということばかりに気を取られていると、目の前にある分析結果と新発見のサプライズ感とのギャップに戸惑いを感じることが出てくる。

例えば、あなたが飲食店経営者だったとしよう。データ分析によって店舗のどんな潜在可能性が見えてくるだろうかと期待を膨らませて待っている。そこで帰ってきた答えが「雨の日には来店者数が減ることが確認できました」だったら「え……そりゃそうデスヨネ?」となるのがオチだ。

データ分析は専門家の仕事

2つめの失敗事例は、データから得られる情報の解釈を間違えることだ。データは、そのコンテキストを解釈できる人が見て初めて意味があるものと言える。
例えば、体重90kgの男性が「体重90kgである事実って、良いことですか? 悪いことですか?」という質問をされたとしよう。同じ90kgでも70kg→90kgと増えた場合と、110kg→90kgと減った場合では捉え方が大きく異なる。大事なのはデータのリアリティを持てる人がいてこそ意味のある分析になるということなのだ。

これって何が知りたかったんだっけ?

最後の間違いは分析目的を見失うことだ。何時間もかけて、Excelや解析ソフトでデータを掘り下げていって、きれいに分析できる切り口が発見できたとしよう。喜びもつかの間、改めて、「何のためにデータ分析してるんだっけ?」となると、せっかくの苦労も水の泡だ。
これが「目的を忘れて没頭した」ならまだ良い方で、「そもそも目的がなかった」という場合は、その数時間はなんだったのか……と後悔することになる。

データを活用するためのポイントは?

ここまで見てきた失敗ケースから、データを活用するうえで、データから“モテる”ための3つのポイントがわかってくる。

1)分析の「目的」を明確にする
分析を始める前に、「何を達成するために分析を行うのか」という目的を必ず明確にする。
2)分析に取り組む「スタンス」を共有する
① データは「考える素材」と捉える。あくまで考えるのは「人」の仕事。
② 「過去の否定」を受け入れる。過去の失敗を暴くことも時には必要。
③データを「絶対視」しすぎない。データは決して万能ではない、むしろどう活かすか次第。
3)「言葉」を明確に定義する
データは、現実を表現する1つの手段。その数字にどういう意味をもたせるのか、言葉を丁寧かつ正確に扱う。

データを活かせるマーケターとしてステップアップするために、改めて日々の実務にこの視点を取り入れてみてほしい。

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