2016.05.30マーケティング・市場調査 , 分析・レポート

上層部に評価されるマーケティング調査の報告書(レポート)を作るコツ

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マーケティング調査の結果をまとめた報告書(レポート)は、企業にとって大切な財産となります。
しかし、データをなかなか上手くまとめられず、結果として報告書が単なる「集計書」に終わってしまった経験はないでしょうか。
報告書には、単なる集計結果だけではなく、調査目的(課題)に対する答えが明確に示されていなければなりません。
そこで今回は、上層部にも評価される、分かりやすいマーケティング調査の報告書を作成するコツをご紹介します。

アンケート作成時から気を付けるべき点

important-points-for-creating-questionnaire報告書に掲載するべき項目が多岐にわたる場合、その全てに目を通すだけでも読み手の労力を奪ってしまいます。特にデータの集計結果など、数値化された情報であればなおさら読み手は疲弊してしまうでしょう。

アンケート本来の目的は、「有益な情報」を集めることにあります。そしてアンケート結果を分かりやすく、かつ活用しやすい形にまとめたものが報告書(レポート)です。

不要なデータが多く、内容の確認に長い時間を要する報告書は、結果的に質の低いものになります。分かりやすい報告書を作成するためには、まず調査項目の設計段階から、最終的にどのような報告書を作成するか想定しながら取り組まなければなりません。そのため、最終的に報告書へまとめることが困難となりそうな曖昧な質問や、集計データが雑多になってしまうような複雑な質問は避けるべきです。

 

 

グラフ表記について

about-graph-notationグラフを用いて調査結果を表す場合、調査の設問形式やデータ集計の方法によって、適切なグラフを使い分ける必要があります。例えば、単一選択型の質問を集計した場合、円グラフ帯グラフが有効です。また、複数選択型の回答結果を表す場合は、折れ線グラフ棒グラフが有効になります。レポート上のグラフには、より読みやすくなるよう「%」などの表記を記載しましょう。

 

 

 

 

 

調査手法別の報告書(レポート)作成ポイント

point-to-write-report-for-each-research-method報告書を作成する際は、その調査がどのような手法・目的で行われたものであるか、読み手が把握できるように書く必要があります。マーケティングリサーチには、代表的な3種類の手法があります。以下では、それぞれの手法に応じたレポート作成のポイントをご紹介します。

 

 

 

 

 

【1】探索的調査

探索的調査とは、新製品開発や新規市場開拓を行う際に消費者のニーズや市場動向を調べ、仮説を見出すための調査です。そのため、報告書には調査を通じて発見した課題や、新たなアイデアが記載されている必要があります。

【2】記述的調査

記述的調査は、主に市場や購買者の動向を知るために行われます。レポート作成においては、単なる調査結果の羅列ではなく、グラフだけでは示しきれない、市場構造などに関わる分かりやすい説明が求められます。

【3】因果的調査

因果的調査とは、製品の販売実績などについて、その結果につながった原因を探る調査のことです。そのため報告書には、各出来事、あるいは各製品間の因果関係が明示されている必要があります。

また、各報告書を作成する際は以下のポイントにも注意しましょう。

  • 結論を先に書き、その結論に至るまでの過程や理由はその後に記述する
  • 長い説明は避け、図やグラフを用いて分かりやすく簡潔に説明する
  • 「数日」「数名」といった曖昧な言葉は極力使用せず、具体的に書く

おわりに

報告書の作成においては、調査結果をどのように扱うべきか、レポート作成者自身が明確に把握しておくことがもっとも大切です。調査内容に合った報告書の作成方法を選び、調査結果や導き出される答えが読み手に正しく理解されるよう心がけましょう。

 

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