ソーシャルメディアマーケティングとは?ソーシャルメディアの活用事例3つ
ソーシャルメディアの普及に伴い、近年益々ソーシャルメディアマーケティングが発展しています。
従来のテレビや新聞などのマスメディアでは、相手の興味の有無にかかわらず、大人数に対して情報を一方的に発信してきました。そのため、相手に興味を持たせ、印象に残る情報を伝えることが重要でした。一方、ソーシャルメディアでは、企業側から情報を伝えるだけでなく、ユーザーからも情報を発信できます。興味のある相手に絞って情報を発信できる上、ユーザー自らが興味のある情報について検索し、触れることが可能です。
今回は、ソーシャルメディアマーケティングの定義や活用事例3つをご紹介します。
ソーシャルメディアマーケティングとは?
ソーシャルメディアマーケティングとは、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを利用したマーケティング手法のことです。広告や販売だけではなく、自社ブランドのアカウントを持ちユーザーとのコミュニケーションを図ることもできます。
ソーシャルメディアマーケティングでは、キャンペーンに参加することによりユーザー自身が広告になったり、ユーザー自身が情報を拡散したりすることがあります。
そのため、情報を発信する企業とユーザーの距離がぐっと近く感じられます。さらに企業の公式広告だけでなく、他のユーザーの口コミなどの情報にも触れることができるため、共感や親近感を得やすくなっています。マスメディア広告と比較して、低予算で行える点も魅力的です。
ソーシャルメディアを活用したマーケティング事例
ソーシャルメディアマーケティングの活用方法としては、ユーザー参加型キャンペーンの実施による製品の宣伝や、ユーザーとの交流によるブランドイメージ形成などが有名です。ソーシャルメディアを活用することにより、マスメディアでは難しかったことも実現できます。今回は、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例を3つご紹介します。
【1】キャンペーンに活用する
ソーシャルメディアを利用したキャンペーンでは、ユーザーの参加状況や盛り上がりをリアルタイムで発信できます。多くのユーザーがキャンペーンに参加している様子が、非参加ユーザーからも見えるため、キャンペーンの盛り上がりをアピールすることが可能です。
Twitterの実例では、製品購入者に製品の写真を投稿してもらい、魅力的な写真の投稿者にはプレゼントをするキャンペーンがあります。
ユーザー視点で製品を宣伝でき、また優秀な写真にはプレゼントを企画することにより、写真のクオリティを高めて広告効果をアップさせています。友人や家族知人が製品を宣伝することは、企業が宣伝するよりも製品を身近に感じさせる効果があるため、有効なソーシャルメディアの活用法です。
【2】ブランドイメージの向上に活用する
ユーザーと広報担当者が直接コミュニケーションを取ることで、ユーザーに親近感を持ってもらいやすくなります。同じスペックの製品が並んでいる場合、より好感のある製品に引かれる人が多いです。どのような製品であるかだけでなく、どのような企業が作っているかを魅力的に伝えることができれば、自社ブランドを選ぶユーザーが増えるでしょう。
【3】販売促進に活用する
ユーザーの生活をイメージし、共感しやすい記事を書くことにより、ユーザーの興味を引くことができます。例えば、Facebookを活用して、店舗ごとに独自性がある店舗の写真を公開し、来店のきっかけを作ったり、春のお花見シーズンの開花に合わせてお花見スポットの写真をアップしたりすることで、お花見や旅行を促すことが可能です。
おわりに
ソーシャルメディアマーケティングによって、よりユーザーに寄り添ったマーケティングが可能になりました。ユーザーの共感を得ることで、製品を魅力的に感じてもらい、ブランドイメージを高めることが可能です。しかし、企業とユーザーの距離が近づきすぎると、逆にイメージダウンにつながることもあります。
正しい情報であるか、表現は適切か、発信内容はブランドイメージと合っているかなどの細かな点にも気を付けながら、上手にソーシャルメディアを活用しましょう。

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