2016.05.27How To アンケート , 社内向けアンケート

企業の社会的責任(CSR)意識調査のアンケート項目例

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

survey-questionnaire-of-csr

近年、「企業の社会的責任(CSR)」という概念が広く世間に浸透しました。

法令遵守、地域貢献、コンプライアンス、労働者の保護などの活動を経営に組み入れていくことは、企業にとってもはや当たり前のこととなっています。また、商品の購入やサービスの利用にあたって、消費者も各企業のCSRの取り組みへ少なからず目を向けるようになりました。
良好なイメージを保持するためにも、企業は自社が取り組んでいるCSR活動について、外部へ積極的にアピールしなければなりません。
実のあるCSR活動を行うためには、まず自社内でどの程度CSRの意識が浸透しているかを知る必要があります。そこで今回は、社内でCSR意識調査のアンケートをする際に役立つ、効果的な項目例をご紹介します。

そもそも「企業の社会的責任(CSR)」とは

「企業の社会的責任(CSR)」の概念が広まったきっかけは、2010年に国際的なガイドラインISO26000が発行されたことです。ISO26000にはCSRの中核的な課題として、①組織統治、②人権、③労働慣行、④環境、⑤公正な事業慣行、⑥消費者問題、⑦コミュニティー参画および開発の7点が挙げられています。

日本では企業の社会的責任というと、寄付やボランティアなどの社会貢献をイメージする人が多いかもしれませんが、CSRの国際的なガイドラインには含まれていません。CSRは株主や顧客、コミュニティーや環境のみならず、従業員や提携先などを含め、自社と関係する企業・団体・個人すべてが対象です。従業員を搾取する、いわゆるブラック企業、子会社や下請け会社、融資先に無理難題を押しつける企業は、CSRを果たしているとはいえません。

項目例1:基本的な問題意識を確認する

about-csr「企業の社会的責任(CSR)とは何か知っていますか?」

アンケートは、選択肢から1つの回答を選ぶ択一回答式や、複数の回答を選ぶ複数回答式の設問を中心とし、できるだけ回答者の負担を減らすようにします。そして、まずCSRの認知度に関する設問から開始し、だんだん詳しい内容をきく設問へと進みましょう。

CSRという言葉について、「ニュースや新聞などで日常的に見かける程度」「言葉を知っているだけで本当は何のことかよくわからない」という従業員も少なくないでしょう。また、CSRの内容を正しく理解している従業員もあまりいないかもしれません。

ただし、この設問で「CSRを知らない」と答えた従業員の比率が高い場合は、CSR活動そのものよりも、従業員の啓蒙から始める必要があります。基本的な項目ですが、必ずチェックすべき項目です。

項目例2:自社のCSR活動に関する理解度を確認する

activities-of-csr「当社が具体的にどのようなCSR活動をしているか知っていますか?」

CSRに関する基本認識をチェックした後は、自社のCSR活動について具体的に認識しているか、従業員に確認しましょう。

CSRは、調査対象である従業員自身が、現在進行形で担っているはずの社会的責任です。自社のCSR活動について把握していない従業員が多数存在した場合、全体的な教育を行う必要があります。

 

 

項目例3:CSR活動情報の伝わり方を確認する

place-knew-activities「その活動をどこで知りましたか?」
自社の活動に関する認識がある対象者には、CSR活動を知った経緯を確認しましょう。

もし「ホームページで知った」と答える従業員の割合が少なければ、活動に関する記事をより見やすい場所に移動し、目立たせるなどの対策を採ってください。また、パンフレットを配布するなどのプッシュ型対策も必要になるかもしれません。まずは、情報の拡散経緯を把握することにより、効果的に周知するための改善案を考えることが可能となります

 

 

項目例4:CSR活動に対する意見を確認する

「現在の活動について改善点はありますか?」
「活動を行う上で障害となっていることはありますか?」
「他に取り組むべき活動はありますか?」

社員間におけるCSR意識の強さや、取り組みに対する理解度を調査することは大切です。しかし、アンケート中で最重要となる項目は、CSR活動の内容そのものに関する従業員の「本音」であることを忘れてはなりません。

従業員自身のCSR活動に対する評価を確認することは、より意義のある活動内容を模索する上で大変有益です。今の取り組みは十分満足のいくものか、活動の妨げになっていることがないか、他にもやるべき活動はないか、社内の意見を広く取り入れることが、CSR活動を改善する第一歩となります。

効果的なCSR意識調査のためのアンケートサービスはWeb Research Plus

おわりに

CSR意識調査に関するアンケートを実施する際に役立つ、具体的な項目例をご紹介しました。
企業がただ「CSR活動を行っている」と表明するだけでは、企業の社会的責任を果たしているとはいえません。
CSR活動に関わる従業員全員がCSRの意義を熟知し、自発的に社会的責任を全うする雰囲気を作ることこそが大切です。

まずは社内にどの程度CSR意識が浸透しているのか、CSR活動に対してどのように思っているか把握するためにも、社内の社会的責任意識調査を行いましょう。

CSR調査によって獲得したデータは、今後の活動を考えていくための指針にもなります。アンケート結果を従業員の啓蒙や活動内容の検討に生かすためにも、どのような設問を作成するべきか、よく検討してください。

アンケート・Webフォームを簡単に作成できるASPサービス

従業員調査・マーケティング分析ツールはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
Web Research Plus お役立ちナビ

Web Research Plus お役立ちナビ

従業員調査やネットリサーチ・Webアンケートに関する情報を発信します!!