2016.05.27マーケティング・市場調査 , 分析・レポート

パネル調査とは?パネルデータ分析のマーケティング活用事例4つ

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各企業は自社製品の売上を伸ばしていくため、「顧客が何を求めているか」を競合他社よりも早く把握しようと、多くの市場調査を実施しています。現在ではインターネットの普及により、Webによる市場調査が主流になりつつあります。低コスト化や調査規模拡大が容易になり、市場調査を導入するメリットはますます大きくなりました。

今回は、そのように重要度を増す市場調査の内の1つ「パネル調査」と、パネルデータ分析のマーケティング活用事例についてご紹介します。

パネル調査とは?

about-panel-surveyパネル調査とは、同じ調査対象者(パネル)に対して一定期間に繰り返しアンケートを行う調査方法です。単発型で回答者を固定しない市場調査と比べて、時系列ごとの回答推移の分析に適しています。

パネル調査の回答者はアフィリエイトプログラムなどで募集した集団から選定することが多いため、目的に応じて性別や職業、年齢や居住地などの登録情報から、特定の属性を抽出することも可能です。このように対象者を事前に選定することにより、「顧客代表」となる購買層の意見を効率良く獲得できます。

 

 

 

パネルデータ分析の活用事例

以下では、パネル調査の活用事例とそのメリットをご紹介します。

【1】活用事例:開発計画を立てる

make-development-plan家電製品などを販売する企業は、現在使用している機種や買い替えの予定についてパネル調査を実施しています。各調査結果の分析から、機種変更に至る平均的なスパンの推移を把握し、新機種開発・発売のタイミングなどを算出する際に役立てています。

 

 

 

 

 

 

【2】活用事例:市場動向を予測する

発売したばかりの製品に関して、製品を持っていない対象者に対しては今後の購入計画についてすでに製品を持っている対象者に対しては使用状況や更新の予定を質問します。調査結果の分析を通して、製品のニーズに関する市場動向を予測し、適切な販売計画を立てることが可能です。

【3】ブランドの構築や戦略を立てられる

製品に関して、「製品についてどの程度知っているか」、あるいは「どの分野のプロモーションで製品を知ったか」を質問し、回答の推移を分析することにより、今後の広報活動の参考にします。

特に新規のブランドを立ち上げたばかりの企業にとっては、マーケティング拡大に向けて貴重なデータを獲得するために、このようなパネル調査の実施が重要です。

パネル調査を実施する際の注意点

notes-panel-surveyパネル調査には、単発型の調査より調査精度が高くなるというメリットの一方、質問を繰り返すことにより、回答者それぞれへの負担が大きいというデメリットもあります。回答者の多くが途中で脱落してしまっては、結果に偏りが生じるなどの問題も発生しかねません。調査を行う前に調査目的を明確にし、必要以上の質問を削るなど、脱落者を最小限に抑える工夫が必要です。

 

また、他の調査方法と比べ、パネル調査で獲得したデータの分析については「時間」という軸が存在する分、真に有益な情報を得るためには相応の労力を要します。さらに、複数回にわたり同様の回答者を対象として行うパネル調査では、回答者そのものの「質」も非常に重要です。

パネル調査を委託する企業を選定する際には、コスト面だけではなく、サービスの実績や保有パネルの質についても十分に検討する必要があります。各社サイトに掲載されている情報を比較し、信頼のおける企業を選びましょう。

おわりに

企業のマーケティングにおいて重要度を増し続けるパネル調査について、概要やパネルデータ分析のマーケティング活用事例をご紹介しました。

パネル調査を実施し、市場動向や消費者行動の推移について把握することは、新製品開発やプロモーション展開の方向性を考える上で非常に有益です。パネルデータ分析の活用を検討中の企業は、ぜひ今回の記事をご参考になさってください。

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