2017.03.17How To アンケート

実はたくさんあるアンケート調査方法の種類

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

types-of-questionnaire-survey

一口にアンケートと言っても、その種類は多岐にわたります。何を検証するのかといった調査の目的によって、多彩な調査方法があるのです。
そこで今回は、さまざまな場面で実施されているアンケートの調査方法を、種類別に整理してご紹介します。

 

事前アンケートと本アンケート

pre-questionnaire-and-main-questionnaireアンケートは実施する段階によって、事前アンケートと本アンケートに分けられます。
例えば、コンタクトレンズに関するアンケートを行う場合、「コンタクトレンズを使用していますか?」といったアンケートを事前に実施し、コンタクトレンズを使用している調査対象者を抽出することがあります。このように本調査を行う前に実施する調査が「事前アンケート」です。この事前アンケートの後、条件に合った対象者向けに実施する調査を「本アンケート」と言います。

 

定性調査

qualitative-researchまた、アンケートの実施方法は、定性調査と定量調査の2つに分けることができます。

定性調査は、対象者の意見について、本人に直接聞き取りたいときに行われる調査方法です。企業側が見落としていた改善点を発見しやすいというメリットがある反面、多くの対象者にアンケートを行いづらいというデメリットもあります。

定性調査には、例として次の調査方法があります。

【1】インタビュー調査

インタビュー調査は、調査の内容に合わせて調査対象者を集め、調査員が座談会形式でインタビューを行う調査方法です。6~8人で行うようなグループインタビューや、インタビュアーと1対1で行うパーソナル(デプス)インタビューなどがあります。

双方とも、対象者の生の反応(商品を試したときの表情や雰囲気など)をダイレクトに知ることができることが最大の特徴です。グループインタビューは参加者同士の相互作用を期待でき、パーソナルインタビューはより深い意見や詳しい情報、デリケートな話題などについても聞けるメリットがあります。ただし、グループインタビューでは人前で話しづらいテーマは取り上げにくく、パーソナルインタビューは多くの対象者に実施することが難しいという面もあります。

【2】行動観察調査

行動観察調査は、対象者の行動を実際に観察しながら行う調査です。対象者の生活を観察する生活行動観察や、買い物の様子を観察する購買行動観察などがあります。

行動観察調査の主なメリットは、事実情報をより正確に把握できることです。例えば、商品の売行きを調べるにあたり、用紙やインターネットで聞くアンケートよりも、店内でリアルタイムに行動観察調査をする方が、より具体的に売行きの流れを知ることができます。反面、「どうしてこのような結果になったのか」といった理由や背景に関するデータは、この調査方法では分かりづらいことがデメリットです。

定量調査

定量調査は、多人数を対象者として実施するアンケート調査です。集計結果は数値データ化されます。

定量調査は、調査の結果や傾向をグラフや図で表現できるため、分析が容易で、かつ第三者への説明材料としても有用なデータを得られます。一方、定性調査に比べると、回答者から商品についての詳細な意見を得るのが難しいという側面もあります。

定量調査は複数の種類があるため、ここでは主な調査方法をご紹介しましょう。

【1】訪問面接調査

訪問面接調査では、調査員が調査対象者の自宅などを訪問してアンケート調査を行います。

調査員が直接応対するため回収率が高く、質問に対して詳しく適切な回答を得られます。ただし、定量調査の中では比較的コストがかかる方法です。

【2】訪問留置調査

調査員が調査対象者の自宅などを訪問してアンケートの調査票を配布し、数日後に再訪して回収する調査方法が、訪問留置調査です。

この方法は質問量が多い調査に適していますが、一方でアンケート結果の集計までに時間がかかります。

【3】郵送調査

アンケート調査票を対象者の自宅に郵送し、回答を記入した後に返送してもらうのが、郵送調査です。

日中、留守になりがちな調査対象者にも依頼しやすい半面、最近のインターネットを利用した調査などと比較すると回収率が低い傾向があります。

【4】電話調査

電話調査は、調査員が対象者に電話で質問する調査方法です。主に、自治体などが世論動向を探ったり、民間企業が市場調査をしたりするときなどに利用されています。

短期間・低コストで具体的な意見や声を聞けますが、長期にわたり経過を確認する、視覚的に何かを見せながら聞く、質問量が多いといった調査には不向きです。

【5】ホームユーステスト(HUT)

ホームユーステスト(HUT)とは、テスト商品や新製品のサンプル調査です。サンプル商品を各家庭に送り、アンケート協力者が実際に試用・試食した感想や評価を調査票へ記入してもらいます。

メリットは商品を実際に使ってアンケート協力者が実感した思いを聞けること、使用前後の差や複数商品の使用感の違いを知ることができる点です。しかし、調査をするまでの準備(商品の品質管理や発送)、集計、分析に手間と時間がかかるというデメリットもあります。

【6】会場調査

ホームユーステストと異なり、調査対象者を会場に集めてサンプル商品を試用・試食してもらう調査方法が会場調査です。

全ての調査対象者に対して、ほぼ同時に同一条件下で調査を行えることが利点です。一方で、日常生活のようなリラックスした状態で商品を試せないことと、ホームユーステストと同様に準備や集計、分析に手間がかかることがデメリットとして挙げられます。

【7】インターネット調査

インターネット調査は、インターネットを利用して、メールやWebサイトを通してアンケートを行う調査方法です。

低コストながら短期間に大量の回答を収集でき、集計も簡単なため、近年特に利用が増えています。一方、高齢者などインターネットをあまり利用しない層を対象とする場合には不向きです。

 

>>カスタムメイドのネットリサーチ・WEBアンケートシステム「Web Research Plus」はこちら

 

おわりに

アンケート調査方法にはさまざまな種類があり、各方法のメリット・デメリットを理解した上で、目的に合った方法を選んで調査することが大切です。
どのような調査方法にも時間や手間、お金がかかるため、アンケートを実施する際は目的毎に適した調査方法で計画・実施しましょう。

アンケート・Webフォームを簡単に作成できるASPサービス

従業員調査・マーケティング分析ツールはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
Web Research Plus お役立ちナビ

Web Research Plus お役立ちナビ

従業員調査やネットリサーチ・Webアンケートに関する情報を発信します!!